健康に大事な水分補給
毎日水分を飲まれると思いますが、
健康において一番手軽で身体を変えられるものを知っていますか?
実は身体を変えられる手軽な飲み物は、水なのです。
では、健康のためにどれくらい飲むのが良いのか、
どのタイミングに飲むべきなのか、
水以外ではだめなのか、など紹介していきたいと思います。
健康でいるために必要な水分
人間は50%以上が水でできています。
また、1日2300ミリリットル以上の水が体外に排出されているので、
排出されている分以上は補わなければ、体内が水不足になってしまいます。
体が水不足になると
めまいや吐き気、食欲減退が現れたり、
さらには脳梗塞、心筋梗塞などさまざまな健康障害のリスクがあります。
しかし、飲み過ぎにも注意しなくてはいけません。
水を一度に飲みすぎてしまった場合、
「水中毒」というものになってしまう可能性があります。
ただし、日々の生活の中で、
多少多めの量を一度に飲んだからと言って、
すぐに水中毒になるわけではありません。
このリスクを減らすためにも必要な水分量を
知っておくことが大切です。
1日に必要な水分量
健康な成人は1日あたり、
【体重×0.04(L)】の水分量が最低でも必要です。
ただこの量は水だけの量ではなく、
食べ物に含まれる水分なども含まれています。
例えば62.5kgの方の場合、
最低水分量は1日あたり約2.5L。
食べ物に含まれている水分を考慮したとき、
飲料水からは1日あたり1.2L程度を摂取するのが良いでしょう。
水分補給のタイミング
日常的に仕事や家事などで忙しくなると、
水分補給自体を忘れてしまう方が少なくありません。
おすすめのタイミングとしては、
お手洗いを済ませるたびに飲むこと。
また、
○起床時○運動後
○入浴後○就寝時
このタイミングには、
既に水分を失っている為、
のどの乾きを感じていなかったとしても
水分を補給しましょう。
前述したように一気に飲むといけないので、
コップ1杯(150〜250ml程度)の水をこまめに飲むようにしましょう。
水以外はだめなのか
これまで水について紹介してきましたが、
飲み物に関してはこの世の中たくさんあります。
どのくらいなら良いのか、
どのタイミングで飲むべきなのか、
などお話していきますね。
お茶
カフェインの含まれるお茶
(緑茶、烏龍茶、紅茶など)には利尿作用があり、
補給したはずの水分を体外へ排出してしまいます。
そのため大量に飲む際には注意が必要です。
またカフェインを過剰に摂取すると、
めまいや不安、震えや不眠などの症状が起こってしまうことも…
カフェインについては次のコーヒーにてご覧くださいませ。
飲むタイミングに関しては水と変わりません。
カフェインが気になる方は、麦茶やルイボスティーがおすすめです。
コーヒー
コーヒーにはカフェインが含まれます。
前述したようにカフェインには利尿作用があるので、
水分補給には向かないものにはなってしまいます。
お茶に関してもそうですが、
ただ利尿作用があるからといって、
摂取した水分量のすべてが排出されるわけではない為、
飲んでいけないということではありません。
カフェインの過剰摂取にだけは注意していただき、
コーヒーなら1日3〜4杯までに抑えましょう。
炭酸水
炭酸水は水と同じように水分補給の役割を果たしてくれます。
そのため1日に飲むべき量としては、
水と同じ量を目安にして大丈夫です。
ただ少量の炭酸水を飲むと胃腸への刺激により
食欲が増進されるケースもある為、
食べ過ぎを予防したい場合は、
多めに摂取するなど飲み方に変化をつけてみましょう。
まとめ
いろんな飲料がある中で、
お水、お茶、コーヒー、炭酸水を
紹介させていただきました。
いつも飲んでいたものも含まれていたと思いますが、
適切なタイミングや適量を意識して飲まれると
身体にも変化を感じられるかと思います。
是非試してみてくださいね。